1920年代、太平洋戦争がはじまる前の頃、創立者の一人であるヴォーリズさんとも深い親交があった一人のアメリカ人ギューリックさん(この方、日本の同志社大学の先生もされていたこともあって、日本が大好き。ヴォーリズさんと一緒に同志社のカレッジソング校歌も作った人)が日米関係悪化を改善するために、友情のしるしとしてアメリカの人形「青い目の人形」を日本に贈ることを始められました。
この度、ヴォーリズ学園は、滋賀YMCAさんと共同で、ギューリック三世さんより人形を頂けることになり、12月24日に歓迎会を平和礼拝堂にて開催しました。
歓迎会の中で、6年生の大村匡利さんがギューリックさんへの感謝の手紙を朗読し、5年生の髙橋一叶さんが平和宣言を中学生とYMCA学童さんと3人で立派に務め上げました。
戦争で絶たれた関係から平和を希求し、コロナで断たれた交流がこれからはじまることを子ども達とともに願います。
国を越えて世界中の人がお互いに愛し合い、平和を求め心穏やかに生きることができますように。