2022年9月17日(土)、台風前の曇り空の下、広々とし緑色が鮮やかで美しい浅小井グラウンドで、今年度の近江兄弟社小学校運動会を行いました。
今年は、75年の歴史の幕を閉じる近江兄弟社小学校、最後の運動会でもありました。
天気の関係で、短縮プログラムでの運動会になりましたが、多くの保護者様の見守りの中、近江兄弟社高校吹奏楽部55人・女子テニス部11人、近江兄弟社中学校の兄小卒業生12人・生徒会10人・バレー部20人、学園の先生方、元小学校の先生方に運動会の運営のお手伝いや競技にも参加協力していただき、とても良い運動会になりました。
残念ながら当日1人欠席でしたが、全校児童13人、6年生一学年の運動会は、ほぼ全ての競技に参加し、当日まで、応援合戦の準備、また係の仕事と休み時間も使って本当に忙しい取り組みになりましたが、その分、子ども達の頑張りと輝きは、小学校最後の運動会に相応しい素晴らしいものでした。
「開会式」では、高等吹奏楽部の素敵な生演奏に合わせて、子ども達は風船を手に、堂々と入場行進し、約100個のエコ風船が大空に飛び放たれた瞬間、会場中に歓声が上がり感動的でした。
「応援合戦」「団体演技」では、子ども達の爽やかで格好いい演技、そして、とびっきりの笑顔で一生懸命にダンスする姿を披露することができました。
「団体競技」では、小学生に加え、卒業生、中高生、保護者、学園教職員等多くの方々の参加協力に、とても和やかな時間が流れ、また「小中高一貫リレー」では、学園の中学生、高校生にも出場していただき、運動会が大いに盛り上がりました。とてもいい時間でした。ヴォーリズ学園だからこそできる、あたたかいの心のつながりを感じることができました。
「閉会式」には、PTAより子ども達一人ひとりにピカピカ輝く金メダルを授与していただきました。運動会に向けて精一杯やり遂げた充実感と満足感、そしてお家の方からの愛に満たされた子ども達の顔は、非常に嬉しい様子で、金メダルとともにキラキラ輝いていました。
運動会の一つ一つの場面が、今年で最後だと思うと、とても寂しくもありますが、わずか13人の小学生の運動会に、大変多くの方々に応援していただけて、記念すべき最後の運動会は、感謝の運動会だったと思います。
神様の深い愛に包まれ、豊かな恵みを与えられた運動会に心より感謝いたします。