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2018/07/20
平和礼拝

7/20(金)、平和礼拝を守りました。伴奏委員会によるハンドベルの演奏のあと、讃美歌2編70番を全員で賛美しました。今年度は、同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授の内藤正典先生をお招きし、「だれも世界との絆のなかでしか生きることはできない」というテーマでお話しをしていただきました。現在の世界におけるグローバルな視点から考える平和について、また、異文化を理解し共存するためのよい学びの機会となりました。
讃美歌236番のあと、宗教委員長による「平和アピール」が宣言されました。

180720

平和アピール 2018

平和を実現するためには、今、私たちは何ができるでしょうか。

平和について考えさせられる問題の一つに、難民の方々のことがあげられます。国の中で紛争が起きた時に迫害を受け、国境を越えて隣の国に逃げなければならなくなった方のことを難民と定義します。

同志社大学の内藤正典先生は、本校生徒会のインタビュー取材の中で、「難民問題は、一人一人が安心して生活できるようになること、難民を受け入れた国の状況が安定すること、難民を生み出さない社会を作り出すこと、このような原因をなくさない限りこの問題に解決はない。難民を生み出さない状況を作ることがとても大切だ。」と教えてくださいました。

難民問題は、私たちの周りでは、耳にすることは少ないかもしれませんが、このような考え方は私たちの身の回りの平和について考えるうえでも大切なことだと思います。

平和は、私たちが生きていくうえでとても大切なものです。
しかし、その平和を壊すものの多くは、今の世界で難民が生み出されているように、私たち人間が作り出しているものばかりです。

そして、同時に、平和を作り出すことができるのも私たち人間です。

マザーテレサさんは、「世界平和のためにわたしたちはどんなことをしたらいいですか?」
と尋ねられたときに、『家に帰って家族を大切にしてあげてください。』と答えらえました。

このことから、今、私たちができることは、この近江兄弟社中学校で小さなことから始めることだと思います。つまり、この中学校に思いやりの気持ちや挨拶が飛び交うことを実現させるということです。そして、これがだんだん大きくなって平和につながると思います。

世界で悲しむ人々、傷つく人々がいなくなるように、私たちが平和の大切さを周りの人に伝えていきましょう。

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