2020年度入学生より近江兄弟社中学校では一人1台のiPadを使った学習を始めています。テクノロジーの発展により社会が大きく変化し、社会が求める人材像も変化していくことが予測されています。その変化に主体的、そして、積極的に活躍するリーダーの育成を目指しています。iPadの導入は、タブレットを使うことが目的ではありません。一人一人がiPadを所有することで、これまでの教育をより活発に推進することが目的です。
近江兄弟社中学校では、次の3つを掲げています。
1. 授業で学んだことを深める探索的学習
問題を解くための学習、教科書だけでの学習にとどまらず、疑問や興味関心に応じて様々な形で探索する学習を実現します。
2. 考えたことをまとめ、発表し、共有する学習活動
プレゼンテーションが容易に作成できる環境が手に入ることにより、発表活動や考えを共有する機会が飛躍的に増加します。
3. 一人一人の理解に応じた学習活動
AI(人工知能)を活用した個別最適化学習を提供します。個々の学習進度や理解の違いに応じて、AI型タブレット教材に取り組むことができます。
今年度から始まった「未来の教室 in 近江兄弟社中学校」、その取り組みをお伝えしていきます。