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2021/04/16
クラス礼拝

近江兄弟社中学校では、毎朝を礼拝で始めています。月曜日と金曜日にはクラス礼拝を守ります。1年生の教室では、上級生による礼拝が行われます。

4月16日(金)の1年生の教室で行われた礼拝での奨励は以下のものでした。

マタイによる福音書22章39節
「第二も、これと同じように重要である。隣人を自分のように愛しなさい。」

 

 1年生の皆さん、入学おめでとうございます。この春休み、私は、一つの大きなことを教えてもらいました。そして考えました。それは、人と人とが共に生きるには相手を思う気持ちや愛が必要だということです。
 そんなことを思ったとき、John Lennonのimagineという曲を思い出しました。その曲の中に、こんな歌詞があります。Imagine all the people sharing all the world 「想像してごらん。みんなが世界を分かち合うんだって」 これが実現すれば、ものすごく平和な世界になると思います。これこそが相手を思いやることの大切さだと思います。
 ただ一つ正しい生き方があるので、それを守れ、と言いたいわけではありません。ただ、自分が、周りがしあわせになる力がこのことにはあるのではないかと思うのです。
 それに、どのようにすれば世界を分かち合えるかを考え、どう自分は生きていくかということを模索することもできると思います。
 私は、「遊ぶときに自分の話を丁寧に聞いてくれる友達」、「電車に乗り遅れても冗談で済ませてくれる友達」、そんな優しさに包まれて生きています。
 2000年前に書かれた聖書にも愛を持つことが大切だと書いてあります。2000年前の人も愛の大切さを感じていたのだと思います。そして、Vories先生はそんな相手を思う気持ちのことを「隣人愛」と表現されていました。

 人間は生まれてから、家族、友達、先生から思いやりや愛を受けています。また、今は、コロナの拡大を抑えるために行動してくれている方々、医療従事者の方々からの愛が届いいます。世界はそれらで溢れています。そんな隣人愛を大切に、恥ずかしがらずに感じて、隣人愛をじっせんすること積極的になれば、さらに幸せになれると思います。ある知り合いの大学生が「幸せになることをためらわないことが大切だね」と言っていました。

 相手を思いやる気持ちや愛がさらに増えて、平和な世界、平和な社会になるといいと思います。

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