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2015/07/16
日米Skype研究プロジェクト ~日米高校生によるSkype交流授業~

150716

時差、言語、そして台風。

3つの壁を乗り越えて、日米の高校生がミッションを完了しました。

滋賀県立大学企画の「日米Skype研究プロジェクト」に、日本側は本校が、アメリカ側はミシガン州のAlma Collegeに集まった有志の高校生が選ばれました。

宇宙科学の映画を観て、メールやSkypeで交流しながら3週間。お互いの時間を調整し、研究発表の準備を重ねました。

そして迎えた発表の本番。 4つの班のそれぞれの発表が行われました。

Group A: ロケットの代替燃料はあるのか?

Group B: 地球外生物の存在はあるのか?

Group C: 宇宙へは有人飛行?無人飛行?

Group D: 宇宙探査が先か、人道支援が先か?

各班、スライドを利用したり、意見を述べ合ったりして考えを深め合いました。3つの壁は厚かったものの、それ以上に自分の中にある「表現する壁」を感じることができたのが大切な収穫です。さらなる英語力以上の力の養成に決意をした一日でした。

 

生徒の感想~

☆今回Skypeプロジェクトに参加してみて、やっぱり英語を使うのは難しいけど楽しいなって思いました。時差があるから連絡や、Skypeをするのは大変だったけれど、先生や同じグループの人達と協力できたのでいい経験になりました。 サイエンスがテーマで初めはできるか不安もあったけれど今思えば、このプロジェクトに参加できてよかったと言えます。  チャンスをつかめてよかったし、これからもっと色々な事に挑戦して、英語力やコミニュケーション力を付けていきたいです。

☆今回このプロジェクトに参加した理由としては、単純に英語を話したいと思ったからです。  ただ、わたしは理科が苦手で、英語は好きだけどそんなに流暢には話せません 。初めは不安だらけでした。英語は専門用語ばっかりで意味がわからなくて困惑してたけど、だんだん英語に触れるということに魅力を感じ最後は楽しく終わることができました。  ☆もしこのプロジェクトに参加していなかったら、私は宇宙のことには興味もありませんでしたが、様々なトピックについてディスカッションをしたりプレゼンテーションして新しいことを知り、英語だけでなく宇宙のことや地球の様々な問題点について興味を持つようになりました。

☆ アメリカの高校生の話す英語はすごく速くて聞き取れないこともあったけれど、耳が慣れるとだいぶ聞き取れるようにもなりました。  そして、彼らの言っていることをより理解したいと思いました 。 だからもっともっと英語に触れて学んでいきたいと思いました。  このような素晴らしい機会を与えてくださった先生方や周りのひとに感謝しています。またこのようなプロジェクトに参加したいです! ありがとうございました。

~参加教師の感想~

☆私は理科の教師として、参加を呼び掛けられ関わってきました。  今日のプレゼンテーションの場に至るまで、生徒たちは米国の高校生たちに励まされながらスカイプで複数回打ち合わせ会議をし、資料作成をしてきました。今朝のプレゼンテーションでは、準備してきたことの自信が感じられ、英語によるチーム発表(アメリカの高校生と共に発表する)を堂々とすることができていました。プロジェクトに参加してからの期間に生徒たちが大きく成長したことを感じています。 また、スカイプによる発表会は空間や時間、言語や文化の壁を越えて「ともにひとつの課題に取り組んでいる」ことが実感でき、これからの「学びのかたち」を体験する場にもなりました。参加できたことを大変感謝しています。ありがとうございました。

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