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2017/05/31
花の日礼拝

5月31日(水)、各家庭から花を持ち寄って、花の日礼拝を行いました。今年はアフリカ・ケニアから早川千晶先生をお迎えして、お話を聞きました。早川先生は東アフリカ最大のスラム街、キベラスラムでマゴソスクールという学校を運営されています。孤児、元ストリートチルドレン、虐待を受けた子どもたち、労働させられていた子どもたちなどがマゴソスクールにやってきます。ギリギリの状況を生き抜いてきた子どもたちのささやかな願いは「学校に行きたい」「勉強がしたい」でした。人間はどんな状況でも希望を失わずに、何度でもやり直すことができる、その大切な場所が「学校」なんだというメッセージが心に響きました。そんなケニアの子どもたちが、東日本の被災者のために涙を流して祈っている映像が流れた時は、会場からすすり泣きの声が漏れました。豊かな国にいる私たちは「祈る側」で、「人の助けになりたい」と思っていますが、同時に「誰かに祈られている存在」であり、「支えられている存在」でもあるのだと思いました。
ハンドベルの演奏、聖歌隊の合唱もすばらしく、満たされた礼拝になりました。礼拝後は、日頃お世話になっている地域の方々にお花をお配りして、感謝の気持ちを伝えました。

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