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高大連携

2019/11/28
立命館大学デー

11/28(木)、高大連携公開講座として、立命館大学デーを開催しました。生徒、保護者合わせて約100名の参加がありました。

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文学部事務室の小野勝大様より、立命館大学の大学紹介を行っていただきました。立命館大学は、日本全国・世界各国の学生と学ぶ環境があること、自分自身を高めるプログラム・制度が充実していること、希望の進路をかなえるためのサポートが充実していることなどの特徴があることを話していただきました。特に、文学部については詳しく説明をしていただきました。立命館大学文学部では、「文は広い、文は深い」をキーワードに、文学部で学ぶ「文」は「文武両道」の「文」であり、人間に関わるあらゆることをカバーしていることをお話しいただきました。
次に、本校の卒業生で、現在立命館大学に在学中の2名の学生に、高校時代にどのように進路を考えたかや、大学生活をどのように送っているかなどについて話していただきました。

文学部3回生の矢古嶋実久さんからは、高校時代に受講した文学部高大連携アカデミックプログラムで、自分が本当に学びたいことを発見し、今の学生生活につなげることができたと言います。「叶えたいものがいまは高いところにあっても、志があれば越えていける」という励ましのメッセージをいただきました。

産業社会学部2回生の山本芙生さんからは、自身が高校時代から続けていたボランティア活動の経験から学部を選んだ経験から、現在は2つの専攻を持って学んでいることを話していただきました。山本さんからは、進路選択について、あまり凝り固まって考えなくてもよいというアドバイスをいただきました。
続いて、立命館大学文学部地域研究学域の加藤政洋教授より、「京都文学の<食>をめぐる歴史地理」と題して模擬講義をしていただきました。

京都を題材にした文学作品に登場する食べ物に着目して、京都とはどういうところかについてお話をいただきました。京都の代表的な食べ物である芋ぼう、鯖ずし、にしん蕎麦は、いずれも外からやってきたものであり、京都は都として存立していることから、様々なものが交じりあって新しい文化が登場してきたとの話には、たいへん興味をそそられました。

京都は、古くからある都市であるため、伝統を重じているように思われているが、実は新しいものをどんどんと取り入れている都市であるというお話でした。
参加した生徒たちも、大学紹介、卒業生のスピーチ、模擬講義のどれもが満足度が高く、たいへんよい企画になったと思います。

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