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2022/12/01
立命館大学デー

12/1(木)、立命館大学デーを行いました。

はじめに、立命館大学文学部の遠藤副学部長より、立命館大学の紹介および文学部の紹介をしていただきました。
特に、本校が連携協定を締結している文学部について、詳しくお話をいただきました。文学部は「文学」部ではなく「文」学部であることを踏まえたうえで、特に「人間の面白さを掘り下げる」ことができるのが文学部の魅力であることを強調されました。
遠藤先生からは、かつて文学部は就職ができないということをよく言われたことを紹介しつつ、文学部で身に付く力は、社会のどこへ行っても役に立つものであり、文学部は就職がよくないというのは完全に過去のものになっていることをお話いただきました。

次に、本校卒業生で、現在国際関係学部1回生の歸山采香さんからは、自身が国際関係学部に進学を決めた理由や、現在大学で学んでいることについて話していただきました。特に、大学ではレポートを書くことを求められることが多いことから、高校時代からレポートの書き方を学んでおいた方がよいということを強調していました。
また、現在文学部4回生の新田真唯さんからは、1回生時から4回生時までの自身の時間割を紹介しつつ、4年間どのような学びをしてきたかについて詳しくお話をしていただきました。参加者からは、彼女の話に、とてもリアルな大学生活のイメージがついたと好評の感想がたくさん寄せられました。

模擬講義では、文学部人間研究学域の山内清郎准教授より、「秘密の成長/成長の秘密─教育を人間学的に考えること」と題してお話をいただきました。一般的には、「嘘つきは泥棒のはじまり」であったり、「嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる」など、嘘をついたり、秘密ごとを隠すなどはよくないことと思われがちですが、嘘や秘密は、人との関係性の中で隠したり話したりとコントロールされるものです。人は常にCLOSEとOPENを繰り返しながら、生きているものであり、教育の視点で見たとき、秘密を隠せるようになることも、秘密を話せるようになることも、どちらもが成長なのだという話でした。

参加した生徒たちからは、
・模擬講義が面白かった。秘密にしていることをバラされる経験に納得しました。話す内容に共感することが多かった。
・インターネットに載っていない情報などが多く、立命館大学に対する新たな印象を持つことができた。
・大学生の方から話を聞けてどんな風な生活か想像しやすかった。
・受けてよかったと思えた。立命館に入ってみたいと進路を決めれる内容だった。
などの感想が寄せられました。

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