1月12日(木)、三年間の集大成となる「ASC Final-Talks」が行われました。代表枠2名のクラスの予選を勝ち上がってきた生徒たちによる発表でした。昨年・一昨年はリモート開催で、コロナ禍の影響を受け、一・二年生のASCが揃うことができませんでした。大勢を目の前にして緊張をしていたとは思いますが、それを凌駕する堂々とした発表でした。それぞれの発表者はとても興味深い内容で根拠までしっかりと述べられており、今の時代に沿ったものばかりでした。
今年のスローガンは「Knowledge is Power! ~想いを繋ぐ言葉の虹~」でした。私たちは生涯を通して学び続けなければなりません。常に主体的な姿が求められます。聖書の中に「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。」という言葉があります。自ら行動していくことの大切さが述べられています。また、無知は何もすることができませんが、知識があれば、挑戦することができ、改善することができます。挑戦しなければ、何も得られません。その挑戦の中に失敗することがあっても良いことなのです。失敗は成功への足掛かりとなります。学園の創立者のヴォーリズ先生が自ら書き記した本のタイトルも「失敗者の自叙伝」となっています。きっとヴォーリズ先生の失敗をしながら、成功への道を歩んでいかれたと思います。
この時間がこれからの人生に点と点でつながっていくことが大切です。私たち三年生の想いは伝えました。次は後輩たちがこの想いを受け取り次へとつなげていく必要があります。それが「言葉の虹」になっていくのだと思っています。後輩たちは大変すばらしい鋭い質問を投げかけてくれました。これからを期待できる姿でした。三月に行われる一・二年生の「ASC-Talks」を楽しみにしていますね。これからも頑張ってくださいね。