受験生サイト

高等学校

単位制

2023/02/17
感動の単位制フェアウェルセレモニー-卒業までの道のりを語る-

2月17日(金)単位制の3年間を締めくくる最大行事「フェアウェルセレモニー」が1、2回生の生徒企画で行われました。

第1部は礼拝で3名の生徒が卒業までの道のりを語ってくれました。まっすぐではなかったけれど、自分なりに挑戦し、「今の自分でいいんだ」「想像を超えて成長できた」と語る卒業生の姿は堂々としていて、輝いて見えました。
今は光が見えなくて立ち止まっている後輩達も、久しぶりに学校へきて先輩達の言葉に耳を傾けていました。

第2部は、後輩達が卒業生に感謝の気持ちを伝え、卒業生からは単位制の伝統を後輩に引き継ぐメッセージが送られました。1回生全員による合唱「3月9日」は感動を呼び、2回生のクイズとダンスはみんなが1つになれる発表でした。先生達からは、ダンスとくす玉のプレゼントがありました。
卒業おめでとう。そして後輩達も先輩に続け。

【卒業生からのメッセージ(抜粋)】

★4回生をふり返って★
 1回生から3回生の時は学校へ行くことさえできて無くて、ましてや教室に行って授業を受けるなんて考えられませんでした。でも、4回生ではハイブリッド授業には毎回参加できるようになったし、通常の授業も、毎日出席することができるようになりました。虹隣祭の準備でも、去年は何をしたらいいのかわからず、ただそこにいるだけだったけど、今年は、4回生のみんなで何をするのかみんなで決めることから始め、準備から本番まで最初から最後まで学園祭に関わることができました。
去年は本当に何事もうまくいかず、自分自身でどうしたらいいのかわからない日々が続き、自分は何をしているんだろうと思っていいました。一時は違う高校に変えようかと本当に迷ったこともあったけれど、もう一年兄弟社で頑張ってみようと決め、頑張ってきて今ではあの時兄弟社に残ると決めて本当によかったなと思っています。
 この1年は本当に自分にとって大切なことをたくさん得られたなと思うし、自分でも本当に寿実した1年だったなと思います。

★自分の高校3年間の話★
 私は人とのコミュニケーションが得意ではありません。入学当初は、友達を作らず、人との関わりは最低限にして単位だけ取って卒業する予定でした。ところが、そんな感じの学校生活では、会話が必要な場面で意見を言えないなど、困ることがたくさん出てきました。社会でのコミュニケーションの重要さを痛感し、1回生の後半あたりから人と交わろうと努力するようになりました。人と交わりたいという思いから、研修旅行やフェアウェルセレモニーの実行委員に立候補するなどいろいろ経験しました。その結果、現在はコミュニケーションが下手くそなのは変わりませんが、入学当時よりはうまくなったと思います。そして、友達と呼べる人達と巡り会えたと思います。新しいことに挑戦すると、それ相応の結果が返ってくるのだと思いました。
 私自身、自分がここまで成長するとは思いませんでした。現在の結果に満足しています。
みなさんに伝えたいことは、何か新しいことをしたいならドンドン挑戦して欲しいということです。そこには今は想像もつかない世界が待っているはずです。私も、挑戦し続けたいです。

ページトップへ
ページトップへ