デジタル地の塩

校長通信

2019/10/25
「念ずれば花ひらく」(term4始業にあたって)

term4、折り返しの時を迎えました。後期の始まりです。様々な日常の取り組みや行事を通して教室の中でもずいぶんリラックスして過ごせるようになりました。その反面けじめがつかない場面も出てきてしまっているのではないでしょうか。友だち同士の距離も近くなり、遠慮もなくなりついつい友だちに甘えてしまったりいい加減な態度をとってしまったりしたことはありませんか。前期の振り返りをもとに、後期をより充実したものにしてほしいと願っています。そのためには、クラス、学年のしめくくりに向け、皆さんにはひとつひとつの取り組みを丁寧に進めることを意識してほしいと思います。友だちとの関わりも相手のことを大切に考えた行動がとれるように意識してください。
以前にも渡辺和子先生の文章を紹介したことがありました。私が困ったとき、落ち込んだとき、先生の本を読みかえすことがよくあります。私にとって大切な支えとなっています。
先生の著書『愛をこめて生きる』の中から「ささやかな幸せ」という文章の一部を紹介します。
今という瞬間を生きたいと思う。「今の心」と書くと「念」という字になると気づいたとき、「念ずれば花ひらく」という言葉の意味がわかるように思ったものである。「今」を大切にして生きないと、花は開かない。「今」をいい加減に生きると、次の瞬間もいい加減なものとなり、いい加減な一生しか送れないことになってしまうかも知れない。それは決して、毎瞬を緊張して生き続けるというのではなくて、リラックスする時には思い切りリラックスするということであり、「今」にけじめをつけて生きることだといってもいいかも知れない。
上記の「念ずれば花ひらく」という言葉は、癒やしの詩人と言われる、仏教詩人の坂村真民(さかむら しんみん)さんの詩のタイトルです。その詩を紹介します。
念ずれば 花ひらく

苦しいとき 母がいつも口にしていた このことばを
わたしもいつのころからか となえるようになった
そうしてそのたび
わたしの花がふしぎと ひとつひとつ ひらいていった
皆さんの丁寧な取り組みが集まって、重なることで、居心地の良い「落ち着いた生活・学習環境」が、また互いに認め合える「一人ひとりを大切にする環境」が整えられるのです。
この「落ち着いた生活・学習環境」「一人ひとりを大切にする」ということについては、今年度皆さんと教師で力をあわせて大切にしたい、守りたいこととして年度の始めにもお話しをしました。
後期の始まりにあたって再度確認をし、さらに意識をしてもらいたいと思います。皆さん一人ひとりが意識することで、クラス、学年、近江兄弟社中学校の良さをさらに高めることができます。その良さの中で、皆さんがさらに力一杯様々な事に取り組み、チャレンジしてくれることを願っています。

ページトップへ
学校法人ヴォーリズ学園 近江兄弟社中学校 EVENT MOVIE
学校法人ヴォーリズ学園 近江兄弟社中学校 EVENT MOVIE
ページトップへ