大学や地域と連携した様々な教育プログラムを展開するステージとして、2010年に竣工した校舎です。
エントランスには1940年に開設された近江兄弟社図書館に収蔵されていた、貴重なキリスト教関係の書籍を「近江ミッション文庫」と名付け保管しています。1階は、国際部と国際コミュニケーション科スタッフルームがあるフロンティアエデュケーショナルエリア、高大連携事業などの拠点、連携教育部、2015年に新設した、キャリアサポートセンターがあります。
キャリアサポートセンターは資料・相談室、ベンチエリア、教員室の3つのエリアからなり、入学時から大学受験を念頭に、担任や進路指導部教師の時期に応じた進路ガイダンスや丁寧な面談指導、さらには自分で資料を調べたり、仲間とじっくり相談するための施設です。
2階は、高校のHR教室(国際コミュニケーション科とサイエンスクラス)と図書館があります。図書館は従来の施設と接続し、約23倍の面積になりました。調べ学習の充実等、主体的に学ぶ姿勢の追求を目指し、収納型ではなく、展示型のレイアウトになっています。
3階は、IH電気調理施設を完備したFood Science(調理室)、Dress Creation(被服室)、48畳の和室で、書道、華道、茶道など日本文化が学べる Oriental Culture (日本文化教室)、無線LANによる40台のノートパソコンを設置し、CALL機能を持たせたLanguage Study(語学学習室)があります。
4階は、様々な理科実験に対応できるフロアです。琵琶湖の環境や生活環境を科学的に研究する生活化学室、地球環境にやさしいエネルギーを探求するエネルギー科学室、屋上緑化や水耕栽培の実験ができる環境フロア(屋上)があります。