3/5(木)、10:00~11:00 近江兄弟社地塩会ケアハウスにて、『「柔道の知恵」で健康長寿を。シニア転倒予防講習会』を開催しました。

近年、転倒事故による死亡者数が交通事故を上回るなど、高齢期における「転倒リスク」の管理は切実な課題となっています。
この課題に対し、本学園では全日本柔道連盟と協力し、柔道の「受身」を応用した「シニア転倒予防講習会」を実施いたしました。

■ 医師と専門家が開発した「安全な転び方」
本講習会は、全日本柔道連盟が医師やバイオメカニクスの専門家と共に開発した「安全な転び方のプログラム」に基づいています。
転倒時の怪我を防ぐだけでなく、体力維持や認知機能の向上を目指す「コグニサイズ(運動と認知課題を組み合わせた体操)」の要素も取り入れた、畳の上で楽しく行える最新の健康プログラムです。

■ 協力体制で丁寧な指導
当日は20名の皆様にご参加いただき、以下の講師陣による手厚いサポートが行われました。
全日本柔道連盟・田中裕之 先生: 丁寧な解説で、理論と実践を分かりやすく導いてくださいました。
本学園柔道部顧問・林正樹 先生: 正確で見本となる動きを実演し、柔道の技術が日常の安全に直結することを伝えました。

■ 「不安」を「安心」に変える3つのステップ
「転倒=寝たきりリスク」という不安に対し、日常で無理なく続けられるトレーニングを、①筋力維持、②バランス感覚向上、③安全な転び方の3つのテーマに分けて学びました。

参加者の皆様からは、
「今日から教えていただいたことを続けます」
「毎日の体操の時間に組み入れたい」
「これからも頑張ろうという前向きな気持ちをいただいた」
といった力強いお声をいただき、単なる講習を超えて、明日からの生活への活力に繋がる貴重な機会となりました。

ヴォーリズ学園は、これからも柔道部をはじめ学園の持つリソースを活かし、地域社会の健康と安全を支える活動に邁進してまいります。

田中先生の解説に耳を傾け、真剣に、そして笑顔で取り組む参加者の皆様