コロナが5類感染症に位置づけられ、海外交流が活発になってきました。2023年度、ヴォーリズ学園の海外留学や国際交流活動も以前の活気を取り戻しています。
中高国際センターでは、「留学相談会」を実施しました。旅行業者に依るものではなく、生徒とスタッフによる手作りの取り組みです。

10/19(木)の昼休みには中庭で、姉妹校への留学から帰国した生徒たちが自分たちの留学での体験を語りました。司会進行は、本校留学中のノア・リッパーガー君(米国・ロータリークラブ留学生)が務めました。
2日目は、1日目と同じく、留学から帰って来た生徒とノア君が、留学について考えている生徒を対象に、アドバイスを行いました。今年7月にカンザス大学短期留学に参加した生徒が参加し、熱心に話を聞いていました。「この次はもっと長い期間行きたい」と本気で留学を考えているようです。

高等学校には、姉妹校への中期・長期留学の制度があります。中期はおおよそ3か月間、長期は10か月間です。この留学に参加した生徒たちは姉妹校に滞在中、勉学に励むと同時に留学レポートを提出してきます。帰国すると、中学校・高校の礼拝の中で留学報告を行います。今年は添削を丁寧に行い、例年以上にしっかりした留学レポートが出来上がりました。
留学を終えて帰国した生徒には、その体験を自分の中にしまっておくのではなく、留学を目指す生徒たちに留学の良さを語って欲しいとの思いから、「留学説明会」を行うこととなりました。留学を経験した生徒も、これから行こうとする生徒も、ともに学びあえる良い機会です。今後、さらにより良い取り組みを検討したいと思います。