学校紹介
ヴォーリズ・スピリットを今に引き継ぐ
ヴォーリズ学園は、ウィリアム・メレル・ヴォーリズとその妻・一柳満喜子により、1922年に創立されました。ヴォーリズ夫妻は、建学の精神「イエス・キリストを模範とする人間教育」を掲げ、キリスト教主義の教育を始めました。
また、聖書の言葉から学園訓「地の塩・世の光」を定めました。その願いは、生徒一人ひとりの存在が家族、友人、社会にとってかけがえのないものであること、そして学園での学びを通じて「地の塩・世の光」として、自分のためだけでなく社会や人のために何が出来るかを考え、奉仕の心と正義感をもって行動できる人間に成長してほしい、というものでした。
この「ヴォーリズ・スピリット」を今に引き継ぐのがヴォーリズ学園です。
History
ヴォーリズ学園の歴史
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1905
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1919
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1920
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1922
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1947
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1951
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2007
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2015
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2017
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2020
2022年、ヴォーリズ学園は創立100周年を迎えます。新たな学びのステージへ
学園の校歌
本校の校歌は英語の歌詞です。シューマンの讃美歌83番にヴォーリズが作詞しました。ヴォーリズは音楽をこよなく愛し、幼少より教会でオルガニストも務めていました。音楽は彼を癒し、勇気づけ、彼の数奇な運命の出会いとその志を支え続けました。School Song
- 1.
Here, in the springtime of our youth,
Let us pursue eternal truth;
The life of peace and brotherhood,
In love of neighbors and of God.
われら若き日に
わけゆく正道
神と人との愛
平和と協力 - 2.
Here, let us train our hands and hearts,
In beautiful and useful arts;
Christ as our model and our goal,
True health of body, mind and soul.
全き人イエスの
御跡をふみつつ
美と能力との業
身とたまとを磨かん
近江兄弟社中学校で「豊かな学び」を
近江兄弟社中学校 校長 中島 薫
ヴォーリズ学園は、「イエス・キリストを模範とする人間教育」を建学の精神に揚げ、聖書を人間教育の題材にしてイエス・キリストの「隣人愛」の教えと生き方に学び、人間形成の指針にしています。
中学校時代の3年間は、人生の中で心もからだも大きく成長する時期です。近江兄弟社中学校では、この大切な3年間を「しっかり学び」、「豊かに成長」できるように、さまざまな取り組みを行っています。例えば、一年間を5つに区分けすることによって、計画的で充実した「確かな学び」を展開する5term制を実施しています。日々の学習では、ICTを活用した授業やグループでの協働学習、自分の考えや思いを自分の言葉で表現し伝えるプレゼンテーションなど様々な学びの形があります。またクリスマス礼拝などの宗教行事やオリエンテーション合宿をはじめとする学年宿泊行事など、心やからだを育てる様々な行事に取り組んでいます。仲間との関わりや体験の中で、共に学ぶ喜びを知り、「豊かな学び」を身につけてほしいと願っています。
学園訓の「地の塩・世の光」は、自らが他者のために行動する生き方と、私たちに与えられている賜物を社会のために輝かす生き方を示しています。
皆さんには、本校での学びを通して、皆さんが与えられた個性と可能性を最大限に生かし、かけがえのない「すばらしい存在」として互いに尊重し合い、一人ひとりが「いのち」を輝かせてほしいと願っています。また、この学園訓は私たち教職員にとっても、子どもたち一人ひとりを大切な存在、かけがえのない存在として、しっかりと向き合うことを決意させる言葉でもあります。皆さんにとって学びの多い、充実した3年間となるよう、教職員全員全力でサポートします。