
国際人教育
国と国の垣根を越え、世界的視野を高める
短期留学 世界を意識し、自分の個性を確立する「短期留学」
近江兄弟社中学校・高等学校は、世界各地の学校と姉妹校・提携校の関係にあります。これらの学校と短期留学をはじめ、様々な形で交流を行っています。

定員 | 10~20名 |
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行き先 | アメリカ、イギリス、オーストラリア、中国 |
留学期間 | 約2週間 |
参加費用 | 約35万円~40万円 |
春休みに2週間、アメリカ・オーストラリアなどの姉妹校 への短期留学プログラムがあります。留学参加者は、事 前にしっかりと学習し、現地姉妹校では留学生のため の特別授業に参加することができます。また、ホームス テイ、授業料は基本的にすべて無料です。そのため、往 復航空運賃と諸経費(一部ホテル宿泊代、見学など)で 参加できます。





本館1階のインターナショナルオフィスには、様々な国からやってきた留 学生がいつもいます。行事や授業、休み時間を留学生と過ごすことによ り、相手の文化を知ったり、また日本のことをあらためて知るきっかけに なったりなど、学園の中でも有意義な国際交流ができます。
英語暗唱大会 英語教育のパイオニアとしての証明 伝統の「英語暗唱大会」
英語暗唱大会は60回を数える伝統ある行事です。1年生は 学年全員で英語の歌を歌い、またクラスごとに簡単なスキ ット(英語劇)にも取り組みます。2、3年生は全員が約300 語の文章を暗唱します。クラス予選を勝ち抜いた人が校内 大会に出場します。またこの取り組みを契機に、全日本中学 生英語弁論大会予選に出場する生徒もいます。本校からは 毎年のように県大会や全国大会出場を果たしています。
全日本中学校英語弁論大会出場の記録1982年 | 全国大会 第4位 |
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1983年 | 全国大会 出場 |
1985年 | 全国大会 第2位 |
1986年 | 全国大会 出場 |
1987年 | 全国大会 出場 |
1988年 | 全国大会 出場 |
1989年 | 全国大会 出場 |
1990年 | 全国大会 出場 |
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1992年 | 全国大会 出場 |
1993年 | 全国大会 第9位 |
1995年 | 全国大会 出場 |
1996年 | 全国大会 出場 |
1998年 | 全国大会 第8位 |
1999年 | 全国大会 第2位 |
2001年 | 全国大会 出場 |
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2003年 | 全国大会 出場 |
2004年 | 全国大会 出場 |
2008年 | 全国大会 出場 |
2011年 | 全国大会 出場 |
2012年 | 全国大会 出場 |
2013年 | 全国大会 出場 |



英語暗唱大会に向けて、およそ6週間前から英語暗唱ウィークを設けて、様々な取り組みを行います。2・3年生は暗唱のCDを10回以上聞い たうえで、第一段階としてプリントを見ながら、暗唱文をすべて読めるようにします。また、第二段階では、暗唱文を見ずに暗唱するという課題 に挑戦します。それぞれ昼休みを利用して、生徒全員が先生方に暗唱を聞いてもらいます。また、この期間は職員室では、1年生も含めて簡単な 英語で会話することになっていて、「Excuse me.」「What's the matter?」という簡単な英会話だけでなく、日常会話にも挑戦しようとしている 生徒も見られます。
- 世界が広がり、成長を感じることができた英語暗唱大会田中 倫(近江兄弟社小学校出身)
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6月に行われる英語暗唱大会はわが校ならではのイベントです。英語が得意な人も苦手な人も、全校生徒が英語のスピーチに取り組みます。私はクラス代表となり、 舞台に立ってスピーチしたかったので、毎日CDを聴いたり、繰り返し音読したりしてスピーチを練習しました。その結果、クラス代表だけでなく、2年生の時も3年生 の時も学校の代表にも選ばれ、滋賀県中学校英語弁論大会の地区大会・県大会へと進みました。そして、3年生の時には、全国大会(高円宮杯全日本中学校英語 弁論大会)に出場することができたのです。練習はとても大変でした。毎日のように英語科の先生と学校に残って練習し、帰宅後もボイスレコーダーを使ったりして 練習を重ねました。文化祭や定期考査、受験勉強と重なり、辛い時期もありましたが、成長を感じることができました。全国大会では新たな出会いに自分の世界が 広がりました。英語を流暢に話す人、三ヵ国語を話す人、海外経験生活が豊富な人・・・・と出会い、交流しました。私は幼いころから英語を習っていて、英語にはそ れなりにできると思っていたので自信がありましたが、その自信は彼らを前に打ち砕かれました。しかし、同時に世界が広がり、今までよりもっと英語を話せるように なりたいと強く思うきっかけをもらいました。「努力と感謝」――――これが兄弟社中学校で学んだことです。