近江兄弟社中学校は2年生の研修旅行「沖縄」を訪れます。
4月から事前学習を重ね、6月23日の「慰霊の日」に向けての学習もおこないました。
廊下には学習した内容や感想などの掲示もあり、学年はもちろん、学校全体で平和学習に取り組んでいます。
朝読書でも「知る沖縄戦」という新聞を読みました。
自然豊かで美しい沖縄だけではなく、80年前の沖縄の地でおこったことを知り、これからの事前学習につなげていきます。
まずは知らないことを「知る」ことが学習の第一歩です。
~生徒の事前学習の感想(抜粋)~
〇慰霊の日について知ったので、これからはもっと意識していきたいなと思いました。また、もっと昔から知っておけば良かったと後悔しました。
○まだ学生のひめゆり学徒隊などが、麻酔なしで手術をしている所を手伝うなんてどんなに辛かったんだろうなと思いました。また、そんな過去を知らずに何もしないで生きてきた自分がすごく恥ずかしくなりました。
〇これで知ったつもりになるのではなく、これを知ったうえでさらに調べて沖縄研修に生かしたい。
〇歴史を学ぶのは同じ過ちを繰り返さないようにするためというのが一番印象に残った。
〇映像は白黒だったけど現実は色があってもっと悲惨な状況だと思った。
〇今当たり前に生活できているけどこの時代の子供達は生きたくても生きられなかった人がたくさんいることが2度とあってはいけないことだと思った。戦争を知らない私たちはもっと戦争のことを学び、次の世代に伝えていくことが私たちにできることだと考えた。
