学校長の春日井です。みなさんと再会できるこの日を楽しみにしていました。
今年は、戦後・被ばく80年を迎えています。夏休み中に、広島、長崎、沖縄など、全国各地で平和の集いが開催されてきました。戦争は決して過去のことではなく、現在も世界各地で拡大している問題として捉え、戦争で亡くなった人々のこと、ご遺族の気落ちを思い、平和の実現のためにどうしていけばよいのか考え、できることから行動していくことを大切にしていきましょう。それが、本校の教育の柱である「いのちを大切にする教育」「平和の担い手として世界とつながる教育」でもあると考えています。
なお、8月27日~9月12日まで、本館1階ロビーにて、「広島の高校生が画いた原爆の絵展」を開催します。これは、広島の高校生が被爆者の方からの聞き取りを行い、それを絵にしたものです。是非見てください。
みなさんはどんな夏休みを過ごしましたか。夏休みの疲れなども出る時期です。いきなりエンジン全開ではなく、体調に気を付けながら慣らし運転から始めてください。夏休み中に事故やトラブルなどがあったり、気になることがある人は、担任の先生、学年の先生、部活の顧問の先生などに遠慮しないで報告や相談をしてください。
今日から12月までの約4カ月は、1年間の中でも学習と行事と部活動のすべての面で、密度の濃い時期となっています。3年生にとっては、明日から指定校推薦の出願が始まり、進路選択に向けて大切な時期となります。2年生は、11月中下旬には海外研修旅行があり、事前学習や準備を行う大切な時期です。また9月28日からは、滋賀国スポ大会も始まり、選手やスタッフとして参加する部活の部員のみなさんもたくさんいます。さらに、1・2年生にとっては、11月6日~7日と高体連、高文連の大会、発表会が続いてあります。
当面は、9月16日からの定期試験、そして進路選択に向けた取り組みに力を向けて行ってください。そのために再開される放課後ゼミへの参加や9月から新しく放課後に始まる「トモノカイ」によるメンター付き学習室の取り組みに積極的に参加していってください。これは、月から金の毎日3時10分から6時10分までの3時間、トレーニングを受けた3人の大学生がメンターとして来校し、学年課題や各自の課題に応じた学習支援を受けられる取り組みです。会場は、希望館2階の選択3と選択4、図書館の自習スペースです。