8月25日の夏休み明けから12月23日の冬休みまでの4カ月間、みなさんにとっては、どんな学校生活でしたか。3年生は進路選択とチャレンジ、2年生は海外研修があり、1年生は学習や部活、友達関係などで自分の居場所を作り、目標を考えていく時期です。そのためにも、みなさんにとって、学校や学級、部活動などは安心、安全で楽しく通える居場所になっているでしょうか。この機会に、一度振り返ってみてください。また、今年から始めた「放課後ゼミ」やトモノカイのチューター付学習室などは活用できているでしょうか。先日も、3年生2名が校長室に来てくれて、「放課後ゼミを、自分たちも開設したい」と要望があり快諾しました。自分なりに「やりたいこと」を見つけてチャレンジしていくこと。同時に、そのやりたいことを志を同じくする仲間と一緒にやっていく場が学校です。
また、私たち大人も含めて、お互いに成長途上にある人と人が関わりつながって生きようとするからこそ、時にはトラブルなども発生します。その時に、自分を基準にして判断するのではなく、相手がどんな気持ちになっているのかについて考え、自分の言動を振り返り修正していける人になってほしいと願っています。学校は失敗付きの練習ができる場所です。私自身も含めて成功や失敗、葛藤などを通して、お互いに成長していきたいなと願っています。
特に今年は、戦後80周年ということもあり、平和や人権、人としての生き方やあり方等について、今日もそうですが、学び考える機会がたくさんありました。自分のことを大切にしていくと同時に、同じくらい相手のことも大切にしていってください。それが平和や人権の原点だからです。
先日12月7日に、ヴォーリズ来日120周年の6回目の記念事業がありました。閉会の挨拶に滋賀県の三日月知事が来ていただきました。私は滋賀県いじめ再調査委員会でご縁があった知事と再会し、少しお話をしました。その後、今週知事から丁寧なお手紙をいただきましたので、一部を紹介します。『校長が掲げられる「いのちを大切にする教育」、そしてコミュニティの再生と平和の創造への思いは、まさに今を生きる子どもたちに最も必要な理念であり、県としても深く共感するところです。近江兄弟社高等学校の生徒のみなさんが、育んでおられる「他者を思い、社会とつながって生きようとする力」は、滋賀の未来を支える大きな財産です』。このように、三日月知事が近江兄弟社高校のみなさんのことを応援していただいていることをお伝えしておきます。
部活動の成果についてもここで報告をしておきます。激戦を凌ぎ、今年のインターハイや様々な全国大会に次の部活が出場しています。インターハイ出場:ハンドボール部男子、バスケット部女子、卓球部男子ダブルス、弓道部男子個人、冬の全国大会出場:英語ディベート部、バスケット部女子、サッカー部女子、バレー部女子です。ここで、全校生徒のみなさんと一緒に、選手のみなさんの活躍に応援の拍手を送りましょう。みなさんも、世界の人々に思いを馳せながら、素敵なクリスマスと新年をお過ごしください。以上、冬休みを前にしたメッセージとします。