こんにちは。校長の春日井です。足下の悪いなか、本日はありがとうございます。早いもので、校長職も3年目を迎えました。ちょうど、3年生の生徒・保護者のみなさんと同じ時代を一緒に歩んできた気持ちが強くあります。この間、言われてではなく、自然に見られる生徒の笑顔や拍手、挨拶の言葉かけ、後輩への優しい振る舞いなどに触れて、私もエネルギーをもらい何度も救われてきました。これは、生徒のみなさんが培ってきた本校の良さだと思います。

思春期・青年期は、「第二の誕生」と言われます。これは、もう一人の自分が自分の中に生まれるからです。もう一人の自分と向き合い、対話しながら様々なことを自己決定していく時期です。子どもの話を聴くという関わりは、子どもが安心して自分と向き合うことを応援することです。そして、くだした子どもの自己決定を応援してやることです。そのプロセスでは、「あなたは~すべきだ」とプレッシャーをかけるYOUメッセージではなく、子どもが頑張ったときの「お母さんはうれしい!」という一言や、「私だったらこうするかも」といったIメッセージを伝えることが励ましになります。自己決定を応援するということは、一つには、自己決定のプロセスを一緒に考え、相談に乗っていくこと。二つには、自己決定の結果がうまくいっても行かなくても、応援し続けることです。進路の希望なども、この先成長する中で、変化していくこともあります。

学校は人間教育の場です。生徒のみなさんは、生活アンケートの「将来どんな人になりたいですか」という問いに対して次のように答えてくれました。

「人の幸せを素直に喜べる人」「いろんな人に優しくできる思いやりのある人」「誰にでも平等に接することができる人」「社会の問題を解決できる人」「いろんな国の人と関わり日本と海外のかけ橋になれる人」「自分の好きなことをしながら誰かの役に立てる人」などです。私は、こんな生徒のみなさんのことを誇りに思います。本校の生徒のみなさんが持っている強みである「困っている人を助けたい、他者や社会とつながって自分らしく生きたい」といった願いやワクワクをカタチにしていく場が本校にはたくさんあります。

具体的には、3年生は、春から夏にかけて、今年から始めた校外学習、虹隣祭、高体連・高文連関係の大会・発表会があります。並行して夏から秋には、大切な進路選択の時期を迎えます。そのためにも、日常の授業の改善・充実に加えて、今年も、放課後の取り組みを継続し深化させていきます。一つは、部活動OFFの火曜日を軸に全教職員の手で通年行う「100ワクゼミ」(放課後ゼミ)です。二つには、教育機関「トモノカイ」と学年の教職員が連携して、月から金まで毎日大学生が4名来校して、3時間行う「放課後学習(メンタールーム)」などの取り組みです。自分の興味関心に応じた課題探究の場として、また日常の学習を補完し実力をアップしていく場として、この二つの取り組みを大いに活用してください。こうした取り組みを含めて、本校の強みでもある指定校推薦などと同時に、一般入試で難関大学を受験する生徒への支援の強化も図っていきます。