こんにちは、校長の春日井です。

新学期から1ヶ月あまりが経過しましたが、子どもさんの様子はいかがでしょうか。

今年始めた5月の校外学習、2年生は京都の大学訪問や地域のフィールドワーク、映画村訪問などで楽しいひと時を過ごしました。

部活動は、6月の春の大会以降2年生を軸にしたチーム体制になっていきます。

後期には、海外研修があり、すでに取り組みが始まっています。

そうした取組のプロセスで、達成感と同時にいろんな葛藤やトラブルなども起こりえます。それを、自分なりの方法やペースで対応、修復していくことが子どもの成長につながっていきます。

思春期・青年期は、「第二の誕生」と言われます。

これは、もう一人の自分が自分の中に生まれるからです。もう一人の自分と向き合い、対話しながら様々なことを自己決定していく時期です。子どもの話を聴くという大人の関わりは、子どもが安心して自分と向き合うことを応援することです。その結果の子どもの自己決定を応援してやることです。そのプロセスでは、「あなたは~すべき」とプレッシャーをかけるYOUメッセージではなく、子どもが頑張ったときの「お母さんはうれしい、お父さんは誇りに思うよ」という一言や、「私だったらこうするかも」といったIメッセージを伝えることが励ましになります。

自己決定を応援するということは、一つには、自己決定のプロセスを一緒に考え、相談に乗っていくこと。二つには、自己決定の結果がうまくいっても行かなくても、応援し続けることです。進路のことなども、この先成長する中で、変化していくこともあります。

また、学校は失敗付きの練習ができて排除されない場所です。

一人ひとりはかけがえのない存在で、みんな幸せになるために生まれてきました。国際社会では、これをWell-beingと言います。Well-beingは、心と身体と社会的なつながりのより良い状態と定義され、幸福と訳されています。人がつながって生きるためには、「誰かを助けてつながる」、「誰かに助けてもらってつながる」、「誰かと一緒にやりたいことを思いっきりやってつながる」の3つが大切です。人は助けてもらって、誰かを助ける力を身に付けていきます。この3つができるのが学校です。

その時に、一人で頑張り過ぎたり、自分だけを責めたりしないこと。助けてという援助要請力も大切な自立の力です。高校の3年間の中で2年生が一番忙しい時期かもしれませんが、こうした取り組みを通して、学校生活の中で、自分なりの居場所や人間関係が深められていくといいですね。そのために、私たちは全力でしていきたいと考えています。