~夢や希望、ワクワクをカタチにしていく学校づくりを一緒にしていきましょう~
学校長の春日井です。本日は、近江兄弟社高等学校のオープンキャンパスに多数ご参加いただき、ありがとうございます。私は、京都の公立中学校で23年間、立命館大学で23間の勤務を経て、2024年度よりご縁があり本校の校長に着任しました。今年度より、私学助成に関する長年の取り組みが実り、私学の「授業料無償化」が実現しました。このことによって、公立高校と私立高校の垣根を超えて、受験生のみなさんにとっては選択の幅が広がりました。この流れを追い風にしながら、本校独自の取り組みも展開する中で、今年度は多くの新入生のみなさんを迎えることができました。
さて、みなさんは、何のために勉強していますか。学ぶ意味について、生徒や学生に尋ねられた時に、私は次の二点を答えてきました。一つには、学びを広げ深めることで選択の幅が広がるということです。社会とつながって生きて、働く時の可能性が広がるのです。二つには、自分と社会のことがよくわかってくるということです。自分はどんな人間なのか、強みと課題がわかってきます。また、社会や世界には、どんな課題、到達点があるのか。自分が高校や大学などで学んだことや専門性を生かして課題解決を図り、困っている人を助けるためにどうしていったらいいのかと生き方や働き方を考えていくのです。いろんな人の支えと自分の努力によって得たことを自分のためだけに使う人生はもったいないです。
本校は、キリスト教主義に基づき、「地の塩・世の光」を学園訓とする落ち着いた、楽しい雰囲気の学校です。3年間学んで中学生に自分の言葉で、この学園訓の意味を語れるようになろうと在校生には話しています。学園訓に基づく人間教育の3つの柱として、①「いのちを大切にする教育」、②「平和の担い手として世界とつながる教育」、③「豊かに生きる力を育む教育」を大切にしています。例えば【将来どんな人になりたいと思っていますか】という生活アンケートでの問いに対して、先輩たちからは、「人の幸せを素直に喜べる人/いろんな人に優しくできる思いやりのある人/誰にでも平等に接することができる人/社会の問題を解決できる人/いろんな国の人と関わり日本と海外のかけ橋になれる人/自分の好きなことをしながら誰かの役に立てる人」といった回答がありました。みなさんは、10年後どんな人間になっていたいですか。
また本校は、何か一つだけやっていたらいいのではなく、先輩たちは授業、生徒会活動、学校行事、部活動、海外研修、留学、地域ボランティア活動等、やりたいことを見つけて自分のペースでチャレンジしています。そのことが、幹の太い人間形成につながり、卒業後の進路先で大きく伸びとていく土台になっていきます。具体的な放課後の取り組みとして、火曜日を部活動一斉休止日にして、70名余りの全教職員で100余りの放課後ゼミを開設しています。教養系、受験系、体験系、資格系など、内容も多彩で自由に選択して参加できます。生徒企画の放課後ゼミも認めています。例えば、DXハイスクールの指定を受けて購入した3Dプリンターを使った創作ゼミ、ギターを弾けるようになろうと先輩を招いて取り組む生徒企画のゼミ、あるいは地域に出て小学生の学童寺子屋塾のチューターになったりするゼミもあります。また、月から金まで毎日3時間、外部機関と連携して大学生を4名招いて放課後学習の場として「メンター学習室」も開いており、誰でも参加できます。
進路選択についてですが、本校では、指定校推薦で約半分の生徒の進路が決まっています。これは、本校の強みでもあり、目標を設定し、生徒会や部活動などもしながら、自分のペースで学び進路を実現していく生徒のみなさんを応援しています。同時に、自己推薦、総合型選抜、一般入試などを通して、さらに目標を高く設定してチャレンジしていく生徒のみなさんも応援したいと考えています。みなさんが持っている夢や希望、ワクワクをカタチにしていく学びと活動の場が、本校にはたくさんあります。本日のオープンキャンパスも、いろんなところで生徒のみなさんがボランティアとして参加して支えてくれています。是非、こうした学校づくりを一緒にしていきましょう。