2/18(火)1年生VHにて、海外研修旅行に向けての事前学習を行いました。

まず初めに、国際部の林先生から研修旅行の目的や意義についての話がありました。近江兄弟社高校は、日本で初めて海外での修学旅行を実施したことで知られています。これは、創立者のヴォーリズ先生や一柳満喜子先生の「世界に友を作る」という精神が色濃く反映されていると言えます。アメリカから日本にやってきて多くの友を作ったヴォーリズ先生と、アメリカに留学して視野を世界に広げた満喜子先生。二人の考えが近江兄弟社高校の海外研修旅行に対する姿勢のベースとなって受け継がれてきたことが分かりました。

昨年の11月に海外研修旅行を経験した2年生の先輩が、アーツサイエンスクラスとグローバルクラスそれぞれ台湾と韓国での体験をクイズを交えながら紹介してくれました。姉妹校の高校生や現地の大学生との交流が特に印象に残っているようで、楽しそうな写真をたくさん見せてもらいました。

グローバル化が進んだ現代においては、日本にいても外国人と触れ合う機会は多くあります。では、なぜわざわざ海外に行くのか?それは、実際に海外に赴き自らの目で直接見て、聞いて、現地の人たちと同じ時間を共有して友達になることで、真の国際人として平和をもたらす「平和の使者」となれるのだと信じているからです。私たちの海外研修旅行も、そんな思いを胸に準備を進めたいと思っています。