2/27(木)、3年生の卒業を控え、卒業記念礼拝を行いました。1年生、2年生も一同にアリーナに集まって、先輩のお話を聞きました。全校生徒が一同に集まるのは、今日が最後です。
礼拝は3年生SHIBICの司会進行で行われ、ICC、アーツサイエンス、グローバル、ヒューマンネーチャーの代表各1名ずつ、計4名のみなさんがお話をしてくださいました。
「自分を信じること」…いきなり頂上へ向かうのではなく、一歩ずつ上って頂上へ向かうことの大切さを知ったこと。自分はいつも歌うことで前向きになれたこと。
部活で思うようにプレーが出来ず、キャプテンであるにもかかわらず思うようにチームをまとめられず葛藤したこと。かけがえのないチームメートに恵まれたこと。
アーティストと18歳が本音で語る番組に応募し、本音を音楽に込めてみんなで歌ったこと。周りの人と本音で話すことで、誰かの本音を受け止めたいと思えたこと。
「人前に出るのが怖い」というコンプレックスを乗り越えるために、SHIBICに入部したこと。毎朝の放送礼拝で苦痛を伴いながらも試練を乗り越え、生きやすくなったこと。
それぞれが自分の言葉で力強く語っていた姿は、聞く人の胸を打ちました。
3年間の軌跡と成長を、礼拝形式で聖書の言葉を交えて語るというのは、キリスト教学校ならではです。卒業生の皆さんには本校で過ごしたことを誇りに思い、ここで学んだことを人生の糧としていただきたいです。
礼拝が終わってから、後輩たちの教室では「どのお話も良かった」「自分を信じていきたいと思った」「あと1年、先輩のように前向きに行動をして、悔いのないように高校生活を過ごしたいと思った」などの声が聞こえてきました。先輩たちの声が後輩たちへのエールとなって心に届いていることが実感できました。
