3/6(木)、アーツサイエンスクラスで行っている「アーツサイエンスリーダーシップ(ASL)Ⅱ」の授業で取り組んだ「JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2024」において、本校の生徒が国内機関長賞を受賞し、授賞式を行いました。今年のテーマは「未来の地球のために 〜私たちにできること〜」でした。このテーマに基づき、世界中の様々な問題を自分事として捉え、未来のために自分たちに何ができるのかを考え、それぞれの思いをエッセイとして表現しました。

1年生からASL学んできた知識や自身の経験を活かし、夏休みの間に下書きを作成しました。そして休み明けの授業で清書を行い、最終的なエッセイに仕上げました。文体を整えたり、原稿用紙の使い方に苦労した生徒もいましたが、しっかりと書き上げることができました。物事を広い視野で捉え、考える貴重な機会となり、生徒たちにとって有意義な学びとなったことでしょう。
毎年、ASLⅡではこのエッセイコンテストに取り組んでおり、その積み重ねもあり、本校は特別学校賞をいただきました。この賞は、何よりも多くの生徒の意見や思いが反映された成果だと思います。これからもこうした取り組みを通じて、生徒たちが自分の考えをしっかり伝えられるようにサポートしていきたいと思います。これからのみんなの成長が楽しみです。
国内機関長賞
独立行政法人国際協力機構 関西センター 所長賞
小西琉偉
『失われゆく国の多様性:マルタ留学で見つけた「多文化共生の新たなカタチ」』
特別学校賞
学校法人ヴォーリズ学園近江兄弟社高等学校