5/13(火)、今年度初めての高大連携公開講座である「同志社女子大学デー」を行いました。高校1年生にとっては、リベラルアーツ講座の最初の講座にもなります。同志社女子大学は、教育理念の一つにリベラルアーツを掲げており、リベラルアーツ講座の第1回目として、たいへんつながりの深さを感じる大学です。

まずはじめに、広報部高大連携課の三角典生様より、同志社女子大学の紹介をしていただきました。三角様からは、本校の卒業生がたくさん在籍しており、活き活きと活動している様子をお話ししていただきました。また、リベラルアーツを始めとした同志社女子大学の特色ある学びのあり方をお話ししていただきました。
現在同志社女子大学に在学中で、本校を卒業した2名の卒業生より、高校時代のこと、大学生活のことをお話ししていただきました。
1人目は、表象文化学部日本語日本文学科2回生の安井奏美さんです。安井さんは、高校時代の部活動と勉強との両立の話や、大学生活でどのような活動をしているかといったことをお話ししていただきました。
2人目は、学芸学部国際教養学部2回生の重久さくらさんです。重久さんは、友人から聞いてきた高校時代の勉強方法、大学において長期休暇をどう使うかが学生生活の鍵であるというお話をしていただきました。
そして、模擬講義として、現代社会学部社会システム学科張瑋容(ちょういよう)准教授より、「Gender Politics:台湾におけるフェミニズム運動」と題してお話しをいただきました。
台湾は「ジェンダー平等」「LGBTフレンドリー」な社会であり、どのようにそ のような社会を実現してきたかという歴史をお話していただきました。台湾は、国としては認められていない中でも、国際社会の承認を得るため、社会が民主的で人権を尊重する風土があることを国際社会にアピールするねらいがあったことが、社会としてジェンダー平等やLGBTフレンドリーであることが進んだのだとお話ししていただきました。
参加した生徒からは、「兄弟社の卒業生がお話してくれて自分もがんばろうと思えた」「自分の知らない分野について深く学ぶことができた」「講義の内容がとてもよかった」といった声が寄せられました。