7/9(火)、10(水)にオーストラリアの姉妹校であるSt. Patrick’s Collegeの生徒17名と教員3名が来校されました。この2日間でたくさんの日本文化に触れてもらい、また本校生徒との交流を深めました。


9日は主にICCの生徒との交流と書道教室がありました。ICCの生徒との交流では互いの学校についてプレゼンをし合ったり、体育の授業に一緒に参加したりしました。同世代の人たちとお互い英語や日本語を交えて交流し、楽しいひと時を過ごせました。書道教室では自分の好きな感じ一文字を選び書いていきました。慣れない手つきながらも皆さん、一生懸命に取り組み上手に字を書いていました。後半には大きい半紙に大きい筆で「信愛」と書きました。一人一画ずつリレー方式に書いていきました。大きい筆で字を書くことが初めてだったので難しそうに感じますが、声を掛け合いながら筆を走らせていました。見事な作品が出来上がり、みんな満足そうな表情をしていました。


10日は、日本文化に触れる時間が多くありました。着付け、華道、茶道と多くの日本文化を体験しました。きれいな柄の浴衣を着ながら日本文化に触れる機会になりました。お昼ごはんには昨日に引き続きICCの生徒たちとたこ焼きパーティーを行いました。ICCの生徒たちがリードして協力してたこ焼きを作る姿が印象的で、おいしそうに食べている姿が心に残りました。株式会社カワサキを訪れ木珠工場の見学を行いました。近江八幡の伝統工芸品である木珠に触れ、神秘的な感情が沸いた人もいたのではないでしょうか。ブレスレットを作る体験もでき、オーストラリアにいいお土産ができたのではないでしょうか。


2日間のプログラムはすぐに過ぎていきました。夕方にフェアウェルセレモニーがあり、この2日間で仲良くなったICCの生徒を中心に多くの本校の生徒が参加してくれました。セレモニー後はお別れを惜しむ姿が多くあり、お互いに写真を撮り合ったりして思い出を残していました。最後のバスの見送りまで賑やかにしている生徒たちの姿が印象的でした。
春休みに中学生がSt. Patrick’s Collegeを訪問し、この夏休みに2人の高校生が中期留学として訪れる予定をしています。とても長い付き合いがある両校なので、これからもさらなる信頼関係を築いていけることを願っております。