7/9(火)~12(金)学年ごとに平和礼拝を行いました。
1年生は、教会の内外で精力的に活躍されている後宮 嗣牧師より「パサパサの心に一滴の水を」というタイトルで、メッセージをして頂きました。砂浜の足跡のお話を通して、神様はいつも近くにいて下さることがわかりました。全世界で起こっていることに無関心でいるのではなく、正しく理解して知識を広げることが解決の一歩につながることが平和に繋がるのではないかとこれまでの私たちの足跡を振り返る良い機会となりました。
2年生は、教育機関や自治体主催の講演会などでセクシュアリティについての講演活動をされている藤井航さんが、「神様がくれた僕だけの性」と題して、自分の体験や出会いについて自らの言葉で丁寧に語ってくださいました。「自分が話すことで、同じように悩んでいる人の力になれたら」とおっしゃる藤井さんの言葉に、心を揺さぶられました。
3年生と単位制は、近江兄弟社小学校で36年間、ご勤務された鳥井新平牧師より「命どぅ宝」をテーマにお話ししていただきました。讃美歌「We shall overcome」を弾き語りしていただき、歌詞の意味やこの歌を歌われた背景を丁寧に伝えていただきました。歌詞の中の「We are not afraid.(私たちはあなたたちを恐れない)」という部分に、第二次世界大戦での沖縄の様子や写真を使って生徒に分かりやすく、平和においてまずは対等な関係を築いていくことが大切になって来るのではないかと語りかけてくださいました。生徒のお礼でもありましたが、この世に生を受けた自分の命と他人の命を大切にすることを考えさせられた貴重な時間となりました。



◯高校1年生:7月 9日(火)後宮嗣(うしろく つぐ) 牧師
■説教題:パサパサの心に一滴の水を
◯高校2年生:7月10日(水)藤井航(ふじい わたる)さん
■説教題:神様がくれた僕だけの性
◯高校3年生:7月11日(木)鳥井新平牧師
■説教題:命どぅ宝
◯単位制:7月12日(金)鳥井新平牧師
■説教題:縦糸と横糸