10/8(火)、国際コミュニケーションクラス・アーツサイエンスクラス・グローバルクラスの1年生が9つのコースに分かれて近江八幡市内の施設等を見学させていただきました。近江八幡の産業や取り組みを調べ、問題解決や貢献の方法について班で話し合い、発表をする予定です。

■カワサキ
八幡学カワサキコースは滋賀県伝統的工芸品に指定されている数珠玉を製造されているカワサキさんの工場見学をさせていただきました。数珠玉に使用される木珠について、日本と海外の木の特徴の違いや、数珠の製造過程、様々な種類の作品をみせていただきました。
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■ヴォーリズ記念病院

ヴォーリズ記念病院を訪問し、病院内のチャペルで地域医療が果たす役割についてお話を伺いました。地域住民のために医療スタッフの方々がどのような思いでお仕事をされているのかが伝わる内容でした。講話の後は病院内の施設も見学させていただき、大変貴重な体験ができたと思います。
■円山の葦

円山の葦コースは、重要文化的景観である円山町のヨシ原をぐるっと周りながら見学し、ヨシ原の景観が人の手によって守られていること、しかしそれを守る人手が減っている現状について学びました。
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■左義長

左義長コースでは、左義長保存会の安田さんのお話しを聞きました。観光客が近江八幡市民の総数より多く来て、交通規制など安全への配慮という新しい課題が湧きあがっていることや、担ぎ手の減少という長く取り組んでいる課題がより深刻になっていることなどをお話しいただきました。これらの課題と向き合って、スライド作りをおこないます。
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■瓦ミュージアム

瓦ミュージアムでは、ミュージアム内外を見学し、八幡瓦の歴史や世界の瓦についてなどを学ぶことができました。また瓦は災害に弱いイメージがありましたが、最近の瓦は改良されている話も伺うことができました。イメージだけで決めつけるのではなく実際に足を運んで見たり聞いたりすることの大切さも学ぶことができました。
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■八幡堀

八幡堀を守る会現会長の幸村さん、前会長の苗村さんのご案内で八幡堀を散策してきました。散策にあたり、事前に自治会会議場で八幡堀の歴史、一度は埋め立ての話まで出た中、市民の保存運動が実り、清掃・浚渫(しゅんせつ)を経て、現在の姿を取り戻したというお話を聞きました。今後も美しい景観を守り続けて行くには若い人たちの力が必要ですと力説されていたのが印象的でした。
■御猟野乃杜牧場

実際に日本の馬と触れ合い、自分たちが良く目にする馬(西洋の馬)との違いを感じることができました。また、牧場主の磯部さんからは古式馬術のことについてのお話を聞くことができました。馬具、騎乗法などを見たり、聞いたりすることで機能性や考え、馬を大切にすること基本とした人馬一体の本当の意味を体験できました。何よりも磯部さんが実演してくれた日本の騎乗法は格好良かったです。
■観光

観光コースでは、近江商人の生活スタイルやさまざまな観光スポットを観光ボランティアガイド様のガイド体験を通して理解することができました。その中で近江八幡の観光の考え方や現状、直面している喫緊の課題などを実際ボランティアされている方から聞くことができました。そのような課題に対して高校生としてどのような解決策が提案できるか模索していきます。
■株式会社近江兄弟社

株式会社近江兄弟社コースでは、会社の歴史や課題、ヴォーリズ先生との関わりなどについてお話を聞きました。生徒たちからの質問にも1つ1つ丁寧に回答していただき、良い学びになりました。今後はグループごとの発表に向けて、課題と向き合っていきます。